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〜自信というスキル〜

  • 執筆者の写真: リク
    リク
  • 2022年1月15日
  • 読了時間: 5分


みなさんは自分に自信を持って生きていますか?

突然聞かれても『はい』と言える人は少ないのではないだろうか。特に日本は人との差別化を嫌い、人と競う事や自分の意見を大きな声で主張することに躊躇してしまう傾向にある。その結果、自信をつけるための大切なプロセスを失ってしまっている。

しかし、自信がある人と自信が少ない人では、どちらの人間の人生が楽しいかは考えまでもないだろう。今日はライアソン大学の体育総務部長兼サッカーチームコーチであるジョーゼフ博士の話から、自身というスキルはどのようにして自身をつけるか、そして人に自信を付けさせるためにはどうすればいいのかについて話していく。


自分に自信をつけるための2つの方法


1:自分を鍛える

自信をつけるには、繰り返し繰り返し何度も何度も重ねる事が重要である。そんなことはわかっているという人も多いだろう。しかし、普通なら諦めているところから更に繰り返し努力を積み重ねる事が重要だ。

エジソンは電球を発明するまでに1万回失敗を繰り返した。大抵は10回も失敗を繰り返すと諦めてしまう。そもそも大抵の人は挑戦をする前に諦めてしまう。それでは勿論自信などつかない。しかし、挑戦をするほんの一握りの人は、繰り返し、成果が出るまで努力を続ける。そして、何かの成果が出た時に、自分のしてきた努力が正しいものだったと感じ自信に繋がる。繰り返し努力する人はいても、本当の意味で成功するまで突き詰める事が重要だ。

ここで大切なことは失敗から立ち直れるかどうかだ。繰り返しの中には必ず失敗や挫折が付いて回る。それを克服し、何度も乗り越え、やり抜いてこそ、自身というスキルが身に付く。

2:心の中の声を聞く

自信を付けるもうひとつの方法は、自分の心の中の声を聞くことだ。

私たちは普段、無意識の内に自分の心の中の声を聞きながら生活をしている。 学生時代に「この問題誰にやってもらおうか」なんて先生が言い出したら、「どうか私に当てないで、聞かれても答えられない…」という心の声が頭の中に響いて、みんな一斉に下を向くか窓の外を見て目を逸らすだろう。

私たちはみんな頭の中でそういうネガティブな独り言をしている。しかし、実際に何かに挑戦するときはネガティブな意見を言ってくる人間は世の中に溢れている。それなのになぜ自分も自分に対してネガティブなことを呟いてしまうのか。思考が行動に影響するという事は誰しもが理解している事なのに、わかっていながらも自らが出来ない方向に導いている。

自信を持つために大事な事は自分の価値を認めてあげる言葉を掛けてあげることだ。自信とは、繰り返し練習をし、自分で自分の価値を認め、誰かにその努力を否定させないことが大切である。誰かに努力を否定させないためにも、フィードバッグを受けたいように受ける事が重要である。誰に何を言われようと、受け取り方次第でポジティブな意見に変える事が出来てしまう。


相手に自信を持たせるためのたった1つの方法


1:小さな事でも良い行動は全て褒める

指導、教育、子育てなど誰もが1度はアドバイスをする立場を経験した事があるだろう。しかし、その立場に立つとどうしても悪いところに目がいってしまう。小さな悪い癖、小さな間違いもしっかり治してあげようと想うからだろう。しかし、そのような場面を思い返した時に、小さな成功や小さくても良い行動を褒めてあげる事は出来ていただろうか。小さな間違いを正す優しさを持っているのなら、小さな成功を褒めてあげる優しさも持ち合わせているはずだ。人は出来る事は徐々に当たり前になっていってしまう。しかし、そのような当たり前を見つけ褒めてあげる事が、自信を持たせ相手の成功を後押しする大きな力になる。



この講義の最後にジョーゼフ博士はこのようなことを言っていた。


人がしていることと同じことをしなければならない理由はありませんし、他人と自分が違うというのは自信を無くす理由にはならないのです。

違っていて当たりまえ。 だから、他人に出来て自分に出来ないことがあっても自信を失わず、むしろ自分に出来て他人に出来ない部分を自分自身で認めてあげればいいのです。

人に見られるときは自分を信じること、それを忘れないでください。 今日の話から一つ学ぶことがあるとしたら

自分が信じなければ、信じてくれる人は誰もいないということです。

我々は違うのが当たり前なんです。

そして人に見られる時は自分を信じることです。




私もスポーツを通して沢山の大人を見てきた。やはりその中でも、心から成功を応援してくださる方が沢山いたが、その倍以上に失敗を求める方々がいた。中には途中で手のひらを返すような人もいた。ただ、私からも言える事は一つある。自分が自分を嫌いにならない限りいくらでもチャンスのタイミングはくる。そして、その微かなチャンス近づいた時に、必ず掴むための努力を日々する必要がる。私は、今回のジョーゼフ博士の話に加えて言いたい事が1つある。『この人のためならどんな事も出来る。』この想いが人を動かす大きな原動力となり、それが自信へとつながり自分のぶれない信念へと変わっていく。もしすでに今その信念を持っているのなら、世の中の汚い大人に惑わされずに、最後まで自分の信念を貫いて欲しい。それが本当に自分に自信を持つという事だろう。


 
 
 

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