〜最高のリーダーシップ〜
- リク
- 2022年1月14日
- 読了時間: 2分

今日は部活動の事を思い返しながら、将来のビジョンについて考えていた。
主将として部活動の運営に携わる中で、チームマネジメントにとてもこだわった。
私が部活動を運営するうえで気を付けていた事は3つある。
1:プロセスに対しての共通認識
チーム単位で目標を考える時、どうしても最終的なゴールばかり目がいってしまう。
当時の私も、一番大きな目標をたてることばかりに目がいってしまっていた。その結果、中長期的な目標や、目標達成までのプロセスに対しての認識がずれている事が多かった。そのような問題を防ぐためにも、プロセスについてチームで考え抜く事で、認識のずれを無くしておく事が大切である。全ての行動に対して目的を明確にする事で、共通認識を深める事も対策の一つである。
2:目標設定
目標を決める時に大切な事は、目標の大きさや派手さではなく、目標達成のプロセスに対する認識のずれを限りなくゼロにする事が大切である。そして、個々の目標をたてる際も主将と部員といった立場を捨て、目線を合わせたうえで共に目標やそこに至るプロセスを考える事が大切である。しかし、地味な目標ばかり重要視していてもモチベーションは続かない。
そのため当時の私は、
『最終目標は見たり聞いたりした時にワクワクするようなぶっ飛んだ目標。』
『プロセスは具体的尚且つ、測定しやすく振り返りやすい目標。』
という事を大切にしていた。
3:再現性を高める
プロセスが多少間違っていても、ある程度突き進める事で結果を出す事は出来る。しかし、継続的に結果を出すためには再現性を高める事が必要不可欠である。私は再現性を高めるために、出来るだけ全ての成功体験を思い出し、そこに共通するものを割り出した。そうすることで、最短で成功するプロセスを習慣化する事ができ、結果として継続的に成果を出す事が出来る。
当時の私は、信頼されるリーダーとして全てを任せてもらい、全ての期待に応えるのが最高のリーダー像だと考えていた。しかし、主将として時間が経つにつれ、上に立ち引っ張るだけではいけない。全員を下から押し上げるリーダーが最高のリーダーであるということに気付いた。そこからはメンバーへの共感や傾聴に力を入れた。その結果メンバーは今まで以上に主体的に関わるようになっていき、一人が引っ張るチームから全員で創り上げていくチームへと変わっていった。今本当に求められているリーダーシップとは、単にチームを引っ張る力ではなく、一人一人の長所を理解し、縁の下の力持ちとして全員の成長を後押しできるような力ではないだろうか。
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